蒼城実験室

アナログゲーム関係をテキトーに

ハトクラ戦術検討(領地のみ編)

 

ハートオブクラウンPC

ハートオブクラウンPC

ハトクラPCの頒布が開始され、(当方周辺の)世間的にハトクラ熱が高まっているので、ちょっと色々考えてみる。

 

いや、プレイしてて自分の手が何か遅いなー(≒勝ててない)ってのと、Twitter

というような話を見かけたので。

某ドミマニZEROの猿真似みたいな感じですが、実際どのくらいの速度で構築するのが基準になるんだろう、ってのを考えてみようかと。

計測にあたっての構築方針(暫定)としては下記の通り。想定環境は現ハトクラPC準拠で基本+極東辺境領まで。今回はあまり関係無いですが(笑

  • 初手3-4の都市-都市スタート
  • 購入はベーシックカード(都市、大都市、宮廷侍女、議員、公爵)のみ
  • 基本的には3~5金で都市、6金以上は大都市
  • 大都市2~3枚購入を目処に公爵購入開始(?)
  • 公爵買い始めたら5金以上で議員(3点)、8金以上で公爵(6点)。
  • 直轄地には出来るだけ農村を含まないようにする(マイナス点を取らない)
  • 20点固まったなら擁立(ルルナサイカ、フラマリア(議員×2)なら14点の購入、ラオリリなら10点の購入)
  • 擁立後は継承権カードセットを最優先

宮廷侍女はデッキの平均金量と相談ですが多分ギリギリまで取らない方がよさそうですね。

速度的な有利は多分以下の序列になるんじゃないかなと。

  1. ラオリリ(宮廷侍女×5で10点のブースト)
  2. ルルナサイカ(公爵1枚セット(6点)分の手番を短縮可能)
  3. フラマリア(議員×2を獲得して6点のブースト)
  4. レイン&シオン(追加ターンで継承権セットの回転力を上げる)
  5. クラムクラム、オウカ、ベルガモット(上記レギュレーションで固有能力が機能しない)

ラオリリは擁立時の宮廷侍女5枚があるので、公爵2、公爵1議員2、議員3宮廷侍女1、くらいで戴冠式まで届きます。ので、かなり早く揃う公算。

ルルナサイカは単純に公爵セット分のアドバンテージがあり、セット回数を減らすことで手番を稼ぐと。

フラマリアはルルナサイカと比べて2枚余分なセットが要るのでちょっと遅い評価。

レイン&シオンについては擁立順で回転力だいぶ変わるので、実際に回して追加ターン数ごとの平均値出してみないと何とも言えないかなぁ、とは。20点集めきってから追加ターンガン回しで貼っていくプレイになるかと。

その他に纏められた3人は方針の関係上だいぶ割を食ってますが、クラムクラムは先擁立なら議員公爵が買いやすくなるので有効な場面が出るかも。もっとも、今回の着想は、ハトクラPCでしばしば見た「クラムクラム農村3見習い侍女3付け-12点スタート圧縮デッキ」への対抗という意味合いがあるので、あまり検討はいらないかなとも思ったり。

オウカについては、能力でデッキの質を上げるためのタネ購入を許可すればそこそこの速度が期待出来る、かも? コモンマーケットに左右されますが、攻撃カードのカットを兼ねれば荒れ場が出来る前に走りきれるかも。かも

ベルちゃんは今回泣いていい。後で交易船ステロとか銀行ステロみたいなのを考えてるのでそっちで挽回が出来るかもしれない。そもそもコンボ向きの姫なので速い場で擁立する意味はあんまりなさげですが。

いずれにせよ「他プレイヤーの体制が整う前に戴冠式→即位」が目標。

 ひとまずこんな感じで机上の計画をした上で、ハトクラPCの対CPUモードで1人プレイが出来たので何回か試してみました。

まだまだ途中ですが、ラオリリで平均して戴冠式17~18ターンくらい。自己最速は13ターンが出ましたが、流石に領地だけではなかなか上手く回らないですね。

アタック要素の薄い場では、クラム速攻圧縮勢、ベルコンボ勢はこれを上回る速度が最低限必要ってことかなと。悠長に都市開発とか寄付とかしてる場合じゃないかもしれません。あと、どんな攻撃カードなら勢い殺げるかってところまで考える必要がありますね。

ともあれ、実践で領地オンリー構築はまずやらないと思うので、次は最低限の行動カード挿したステロの考案でも。狙った姫が必ずしも擁立できるわけじゃないので、ドミニオン以上に複数の手をイメージしておきたいところです。